2016-10-07 ■ カメラとは現実から光の世界へ人間を解放させるものである。 僕たちは眼や脳の知覚によって360〜830nmの波長や20fpsの時間分解能の現実の中で生きている。 しかし世界はそんなものに限定されない。 例えば複素数の中のほんの一部の自然数のような。 光強度を強めることもできるし波長もずらすことができる。 絞ればモノは他者との境界をはっきりさせ、開ければ形状はあやふやになる。 シャッターを速めれば世界は止まり、遅らせれば世界は光に満ちている。 写真とは現実から解放された世界である。
2016-09-11 ■ 私人がボケを好むことは、確かな美的体験であり、写真表現における一つの特徴なのだろう。なぜ好きなのだろうか。 それは現実有らざる光景だからだと感じる。現実というものに価値を感じ得ない場合、 それを否定し、美しくするモノにときめくのだろう。厭世で現実逃避で解放。 その解放を共有できれば、社会集団の端っこに位置するモノとして嬉しいということだ。故に写真を公開しているに違いない。
2016-08-06 プリンターを買った 良いやつを手に入れた。 でも準備が整うとやる気が無くなるいつものやつだった。 備忘録 ・ディスプレイと印刷の整合を取るために 1. LR4の現像の左下、ソフト校正にチェック 2. Epson Print Layoutにて用紙のパッケージに指定された設定で印刷